これまで何をやっても続かなくて、全部中途半端。
本当にやりたいこともわからず、何者にもなれないまま歳だけとっていく
そんな自分にうんざりしながら、でも心のどこかではまだ
「人生をやり直したい」「変わりたい」と思っているあなたへ
ぜひこの記事を読んでほしいと思い書きました。
この記事を書いている私も飽き性で
少し行き詰まったら手が止まってしまうような中途半端な人間でした。
そしてSNSを見ては他人と比べ、
「このままでいいのか」と漠然とした不安に襲われる毎日を送っていました。
「やりたいことを仕事にしたい」と思うけど、自分に向いてる仕事がわからない。
情報を集めても行動に移せず、また何も変えられなかったと自己嫌悪に陥る。
そんな私が33歳で人生を180度変えることができたのは、
「中途半端に終わる理由は“性格のせい”じゃなかった」と気づいたからでした。
この記事では、何も続かなかった私が変われた“5つの理由”をお伝えします。
最後まで読むことで、あなた自身の“変われなかった理由”が明確になり、
今日から現状を動かすヒントが見つかるはずです。
なぜ「何もかも中途半端」で終わってしまったのか?

やる気はあるのに、いつも途中で止まってしまう
当初の私はこんな人でした。
何かを始めるときは、ちゃんと“やる気”がある。
「今度こそ変わりたい」と思ってる。
なのに、気づけばいつも中途半端なまま終わってしまっている自分がいる。
・副業の教材を買ったのに開かないまま数週間。
・オンライン講座に申し込んだのに、動画を1本見ただけで終わる。
・SNSで「努力してる人」や「成功してる人」を見ては落ち込み、自己肯定感が下がっていく毎日。
・・・「どうせ私には続かない」「意志が弱いからダメなんだ」
いつからか、自分にこんなレッテルを貼るようになっていました。
自分を変えたい。でも、何をすればいいのか分からない
「もう少し頑張れたら、人生変わってたのかもしれない」
「変わりたい。でも、何をすれば“本当に”変われるのか分からない」
そんなふうに、変化への意欲はあるのに、
やるべきことも、自分に向いてることも、
はっきりしないという状態は、本当に苦しいものです。
・スキルも肩書きもない。
・何から手をつけたらいいか分からない。
・未経験で挑戦できる仕事なんてあるのかな?
・この歳からキャリアアップって、もう遅いのかな?
そんな漠然とした不安ばかりが、ずっと頭の中をぐるぐるしていました。
ネットやSNSで検索すれば、
「筋トレをしよう」「習慣を変えよう」「夢中になれることを見つけよう」
といった“人生を変える方法”がたくさん見つかります。
それらは決して間違いじゃないし、
実際に私もそれらの行動で変われた一人です。
でも、当時の私にとっては、
「そういう行動ができないから、悩んでいるんだよ…」が本音でした。
「まず動こう」も「とにかく継続だ」も、できるならとっくにやってる。
でもできないから、ずっと立ち止まっている。
だからこの記事では、
その前提となる変化のヒントをお届けしたいと思っています。
なぜ、自分は続けられないのか?
行動できないのは、意志の問題なのか?
他の人ができて、自分にはできない理由って何?
そんな 「変われない理由」の正体を、
脳の仕組みや行動パターンの違いから解き明かしていきます。
自分に合った進め方を知ったことで、人生が動き始めた

「自分がダメだから」「私には才能がないから」
このように自分を嫌ったり責めるのは違います。
中途半端に終わってしまうことには、ちゃんと理由があります。
その理由は、意志の弱さでも飽き性な性格でもなく、
もっとシンプルで、あなたのせいではない「仕組み」が関係しているんです。
私はその仕組みを理解したことで、
“行動が続かない自分”から、“行動できる自分”へと少しずつ変わっていくことができました。
本当にやりたいことが見つからない。
やる気はあるのに、行動が続かない。
そんな人たちはみんな、自分なりに頑張ってるんです。
でも、「どう頑張ればいいか」がわからないだけ。
私自身、10年以上中途半端なまま過ごしてきました。
でも、自分に合った進め方を知ったことで、人生が動き始めたんです。
「何度挑戦しても続かない」と諦めかけていた自分が、
変われた理由をお伝えしていきます。
この先を読み進めることで、
「どうして私は続かなかったのか?」という、
モヤモヤの正体がきっと言語化できるようになります。
そして、
今まで無理して合わせようとしていた“誰かのやり方”ではなく、
あなた自身が自然と前に進める、“自分に合った進め方”が見つかるはずです。
ぜひ最後まで読んで、人生を変えるきっかけにしてください!
実は“性格”のせいじゃなかった!
中途半端な行動を生む脳のしくみ

ホメオスタシス(現状維持本能)に逆らうことは難しい
「またやめちゃった」「どうして私は続けられないんだろう」
そんなふうに、うまくいかない自分を“性格の問題”だと多くの人が思っています。
でも実は、私たちが変化に対して“ストップ”をかけてしまうのは、
脳が正常に働いている証拠でもあるんです。
それが【ホメオスタシス】という、
生物に備わった“現状を維持しようとする力”。
ホメオスタシスは、本来「命を守る」ための大事な仕組みです。
外部環境が変化しても、体温や血圧などを一定に保とうとするように、
脳や行動も“いつもの状態”に戻そうと働きかけるんです。
だから、新しい挑戦や行動を始めるときに、
「なんか落ち着かない」
「急に不安になってやめたくなる」
そんな感覚に陥ります。これは自然な反応なのです。
続かないのは“あなたの意志が弱いから”ではなく、
「変化しよう」とするあなたに対して、
脳が“いつもの自分”を保とうとしていただけ。
まずはこの脳の仕組みに気づくことが大事です。
あなたはどっちのタイプ? 自分の合った“戦い方”を知る
さらに、行動の継続には“タイプの違い”も大きく関係しています。
特に多くの人が無意識のうちに陥っているのが、
自分の“頑張れる条件”を知らないまま努力しようとしてしまうこと。
ここでは、よくある2つのタイプをご紹介します。
① 追い込まれなくても、コツコツ頑張れるタイプ
このタイプの人は、自分で決めたことを粛々とこなす力があります。
誰かに見られていなくても、周りの進捗と比べることなく、
一人でも黙々と行動を積み上げられる人です。
自分なりのルールを決めて守れたり、記録をつけることで達成感を得られたり、
小さな前進を楽しめるため、内発的動機(自分の内側からのやる気)が比較的強いタイプ。
もしあなたが「やると決めたら淡々とやれる」「人に見られていなくても問題ない」と感じるなら、このタイプかもしれません。
② 追い込まれないと頑張れないタイプ
こちらのタイプは、「やらざるを得ない環境」があると本気が出る人。
締切、約束、誰かに見られている状況などがあって初めて、
力を発揮しやすい傾向があります。
これは意志が弱いからではなく、
外部との接点や刺激が“スイッチ”になるタイプなんです。
ただし、このタイプの人が1人で黙々とやろうとすると、
モチベーションが続かず、どこかで止まってしまうことも。
だからこそ必要なのが、「自分の特性を活かした工夫」です。
じゃあ、どうやって成果を出す?
この“追い込まれないと頑張れないタイプ”は、
うまく「人を巻き込む」ことが行動を続ける最大のカギです。
・勉強仲間や報告し合う相手をつくる
・先に締切を決めて宣言する
・タスクをSNSでシェアして記録に残す
・小さなアウトプットを積み重ねて人の目に触れさせる
など、自分の行動に“人の目”を絡めることで、
逆にプレッシャーが味方になるのがこのタイプの特徴です。
私自身も後者タイプでした。
私自身も、まさにこの【追い込まれないと頑張れないタイプ】でした。
でも、最初からそれに気づいていたわけではありません。
20代の頃の私はむしろ、
「今度こそ、1人でも続けられるはず」
「これは続けられる!いける!」と、
どこかで“根拠のない自信”を持っていたんです笑
情報は無料で手に入る時代だし、やる気になれば1人でもできる。
できないのは自分が甘いだけ。気合が足りないだけ。
そう思っては、気持ちを奮い立たせて何度もチャレンジしてきました。
でも、うまくいかない現実だけが積み重なっていって、
「また続かなかった」「やっぱり私はダメなんだ」と、
次に挑戦することがどんどん怖くなっていく。
そんな中で、ようやく気づいたんです。
私は“1人でコツコツ”は向いていないタイプなんだ、と。
人との関わりや「やらなきゃいけない状況」に身を置くことで、
やっと本気になれるタイプの人間だったんです。
そのことを決定的に実感したのが、
本気で人生を変えようと決めて飛び込んだ「オンラインスクール」でした。
そこで私は、自然と “行動せざるを得ない仕組み” を手に入れることができました。
・勉強仲間や、毎週進捗を報告し合える相手がいる
・締切や発表の場があることで、やらなければならない“理由”が生まれる
・やったことをSNSでシェアし、小さくても「行動の証」を積み重ねられる
・自分の行動が「誰かの目に触れる」ことで、真剣になれる
人を巻き込む・見られる・締切がある。
そういった環境こそが、私にとっての「継続できる条件」だったのです。
気づけば、自分を責める時間は減り、
「どうしたら継続できるか?」という視点で、
自分自身を“設計する”ことができるようになっていました。
中途半端だった私が変われた“5つの理由”

続けられないのは性格のせいじゃなく、
自分の特性に合ってないやり方をしていたから
このことに気づいた私は、まず『自分に合った“環境設計』から見直しました。
これからお伝えする5つのことは、私が実際にやってきたことであり、
誰でも今日から少しずつ取り入れることができる再現可能な方法ばかりです。
① 自分の行動パターンに合う環境に飛び込んだ
まず、私の人生を変える最初の一歩となったのが、
「追い込まれないと頑張れないタイプ」であることを自覚し、
“やらざるを得ない環境”に飛び込んだことでした。
それが、「オンラインスクール」への参加です。
そこには、自然と行動できる仕組みが整っていました。
・勉強仲間と進捗を報告し合える
・締切や発表の場がある
・行動記録をSNSでシェアできる
・自分の取り組みが“人の目に触れる”
これらによって、私は初めて「自然と継続できる」という感覚を得られました。
環境を変えたことは、間違いなく私の人生の歯車を回し始めた“起点”となりました。
② 自己分析のワークで、価値観と感情に向き合った
次に行ったのは、
「本当にやりたいことがわからない」状態を抜け出すための自己分析ワーク。
『自分がなぜ迷っているのか、なぜ何も決められないのか』
それは、“自分の価値観”や“感情の癖”が明確になっていないからだと気づきました。
・どんな時にモヤモヤした?
・どんな瞬間に満たされた?
・何に怒りや悲しさを感じた?
・本当は、何を大切にしたい?
そういった問いを通して、
自分だけの「判断軸」が見えたことが、行動の迷いを減らしてくれたのです。
③ 毎日「自分との小さな約束」を守るようにした
人生がうまくいくようになった時は自分に自信が持てる状態になっていました。
逆に、うまくいっていない時は自分が嫌いで自信なんて全くありません。
変わるためには
「自信=自分を信じる力」を取り戻すことも非常に重要になってきます。
そのために私が始めたのが、
“自分との小さな約束”を毎日ひとつだけ守ること。
特別なことではなくて良いです。
たとえば、こんな約束です。
・朝、スマホを触る前にノートに1行思ったことを書く
・寝る前に5分だけストレッチをする
・今日やると決めた1つのタスクをやり切る
ポイントは、“必ず達成できる小ささ”に設定すること。
最初から大きなことをやろうとせず、
「できた」を積み上げていく仕組みをつくったんです。
この毎日の小さな成功体験は、やがてこういう確信に変わっていきました。
「私は、決めたことをちゃんと守れる人間なんだ」
これが私にとっての“自信の回復”でした。
自信は「結果を出せたかどうか」ではなく、
「自分と交わした約束を、今日も守れたかどうか」で育っていきます。
自分との信頼が貯まっていくと、
どんな目標も「できるかも」と思えるようになっていき、
次の挑戦が“怖くなくなる”んです。
まずは、“自分との信頼残高”を1円ずつ増やしていく感覚で、今日のひとつを守る。
それが、私がようやく自分を変えられた理由のひとつでした。
④ ホメオスタシスを“味方”に変えた
▷ ホメオスタシスとは「現状を守ろう」とする脳の正常な働き
人は変化しようとするとき、
脳が「今のままが安全だよ」と働きかけ、無意識に元の状態に戻ろうとする。
この仕組みを知ってから、
私は変化の途中で出てくる「不安」や「やる気の低下」に対して
「これはホメオスタシスのせいなんだ」と客観視できるようになりました。
特に、変化を始めてから3ヶ月前後に強く現れるこの反発に、
「今こそ乗り越えるときだ」と思えるようになったのは大きな成長でした。
ホメオスタシスは、乗り越えれば“最高の味方”になります。
最初は変化に抵抗していたホメオスタシスも、
変化した状態が“普通”になれば、それを今度は守ろうとしてくれるようになります。
だから私は、
自分の感情を日々客観視して
迷ったら「これは変化の副反応かも?」と自分に問いかけようにしました。
そうすると自然と、
脳が“新しい自分”を受け入れやすい状態に変わっていったのです。
⑤ 未来の理想像を言語化・可視化して毎日見返した
最後にやったのは、「未来の自分を、毎日リアルに思い出す」こと。
どんな1日を送りたい?
どんな働き方がしたい?
どんな場所で、誰と、どんな気持ちで生きたい?
それを紙に書き出して、スマホの待ち受けやノートに貼って、
“行動の意味”を日々思い出す習慣を作りました。
目的が見えれば、多少つらくても動ける。
だから私は、「未来の自分との対話」を毎日のルーティンにしたんです。
この5つの理由があったからこそ、
私は「何をやっても続かない人間」から、
「行動を積み重ねて成果を実感できる人間」へと変わることができました。
今の自分を受け入れた先に変わり始める。

変わりたいのに変われない。
続けたいのに続かない。
そんな自分に、ずっとダメ出しをしてきたかもしれません。
でも「できない自分を責める」ことでは、何も変わりませんでした。
私が本当に変われたのは、
自分の性格を変えるのではなく自分を理解し、行動の仕組みを変えた時でした。
・自分に合った環境に飛び込む
・小さな約束を守る
・情報の取捨選択ができる自分になる
そんな土台が整ってはじめて、
人生をやり直すスタートラインに立てたと実感しています。
今までがダメだったからといって、
これからもダメなわけじゃない。
大事なのは、
「どうすれば、今度こそ続けられるか?」に頭を使うこと。
“できる・できない”で考えるのをやめて、
“できるようになる仕組み”を一緒に作っていきましょう。
あなたが今日、この記事を読んでくれたことが、』きっと「今日から変われる」という実感につながる第一歩になります。
まとめ:人生を変える鍵は「続けられる仕組み」
この記事を通して、
なぜ中途半端になるのか。
自分に合った仕組みとは何か。今日からできることは何か。
これらがきっと明確になったはずです。
「私は中途半端な人間だから…」と、自分を責めるのはもう終わりにして
これからは、「どう設計すれば続けられるか?」に目を向けて、
少しずつ“自分を信じられる毎日”を積み上げていってください。
あなたの人生は、何度でも、今日から変えられます。